お食事

私たちは素材をブランドで選ぶのではなく、
望洋楼の基準を満たしているかで選びます。
生産者の皆様との絆を大切にし、
料理人が自ら足を運び
今日いちばんの素材を手に入れる。
同じ種類の素材でも個体差による
微妙な違いを見抜き、
味付けのタイミングを細やかに変えていく。
素材から味わえる料理を、
ぜひお召し上がりください。

   

越前蟹

毎年11月6日〜3月31日

蟹の王様と言われる越前がにの中でも、最高レベルのものをご提供しています。望洋楼には越前がにの目利きがいます。甲羅の色・形状で身のつまり方やカニ味噌の状態を見抜いた珠玉の一杯。さらに、水槽から出す時、しめる時、提供する時、ひとつひとつのタイミングで蟹の状態を確認し、テーブルにお運びしています。蟹のシーズンには毎年多くのお客様が「望洋楼の越前がに」を愉しみにお越しくださいます。

季節の海の幸

料理人が自ら港に行き、今日いちばんの素材を仕入れています。自分で切る魚は、自分で見て決める。素材を理解し、火加減、時間、味付けのタイミングを少しずつ変える。経験による繊細な作業から生まれる一皿。同じ素材でレシピを真似しても、同じ味はつくれません。また、漁師の方と話し、築いた信頼関係が、お客様にいつも美味しい海の幸をご提供することにつながっています。

乳用牛、食用牛

福井の四季の変化に富んだ気候と豊かな風土の中で丹精込めて育てられた牛たち。お取り引きのある牧場が、望洋楼がどのような部位を必要としているのか。さらに、どれだけ高い品質を求めているのかを理解いただいているため、お越しいただいた際は、厳選された風味豊かな肉を堪能いただけます。

いちほまれ

朝食は「いちほまれ」、夕食は「こしひかり」。福井が生んだお米の美味しさを味わっていただけます。望洋楼でご提供しているのは、街の中にある田んぼではなく、福井の山間にある田んぼで育てられたもの。そこに立つと空気の違いを感じる素晴らしい環境です。収穫後も品質を管理されている米は、甘さのバランスが良く、主役としての美味しさを持ちながら、ご提供する料理のジャマもしません。

越前蕎麦

望洋楼の料理人が打つ蕎麦。その料理人は、そば粉や水の最高のバランスを見つけるため、蕎麦に向き合い続けてきました。四季の変化はもちろん、その日の天候、気温、湿度に応じて太さを変えています。見た目では気づかないほどの変化ですが、のどごしや食べごたえからその違いを感じていただけるはずです。

野菜・果物

食べ頃を見極めて望洋楼に届けられます。野菜と果物が本来持っている甘さや苦味などをお愉しみください。その農園だけでしかつくられていない野菜、皮の薄さまでこだわって育てられている果物、珍しいハーブ、それらが料理人にインスピレーションを与え、新しい美味しさが生み出されることもあります。

昆布

江戸の昔から福井は京や大阪に運ばれる北海道産の昆布の玄関口であり、今も特別に品質の良い昆布を手に入れることができます。その中でも、時を重ね熟成させた蔵囲昆布は昆布臭や磯臭さがなく、うま味が増しており、海外のシェフも注目するほど。望洋楼は、県名の由来が“福の井戸”と言われる福井の水で丁寧に出汁をとり、料理のベースに使っています。

福井の酒

福井の食材は、やはり福井の地酒との相性が良い。その味を堪能したい越前がに料理のジャマをすることもありません。名水が湧き出る福井は国内屈指の名醸地。やさしくしなやかな口当り、ふくらみのある味わい。隠れた銘酒もあるので、自分だけの酒を見つけてください。

お料理をダイニングで
ご提供する理由。

お食事をご提供するダイニングは個室になっています。お部屋でのご提供では厨房からお持ちするまで時間がかかってしまいますが、厨房を囲むようにつくったダイニングなら最善の温度でお召し上がりいただけます。ビールを美味しい温度のまま泡が消えないうちにお出しできます。お客様のお好みや召し上がるペースに気づき、お応えすることができます。お部屋とは異なるしつらえと日本海の眺めをお愉しみいただきながら、ごゆっくりお過ごしください。

※ダイニングの場所のご予約、ご指定は受け付けておりません。
ご了承のほどお願い申し上げます。